40歳からの目指せネガティブスプリットsub325 from九州

中高大学と帰宅部のしがない40代が45歳までにゆるくのんびり最終的にsub3を目指すブログ

@25d 雨に想えば

 昨日は僕の地方では雨でランオフでした。(まあ、仕事でトラブルがあり緊急で色々対応する必要があって、どっちにしろクタクタでできませんでしたが)

 ほぼ毎日走る習慣がつくと、このように走れない日があると、元気な時は罪悪感、(精神的に)疲れているときは、Eペースランでの自分との対話ができないので、精神的な空腹感が満たされず精神的飢餓状態(っていうと大袈裟だな苦笑)に陥りそうです。

 てか、走ってるときって一人遊びや登山でのんびり単独行しているときにもやってる、以前の楽しかったこと辛かったこと、これからやりたいこと、今抱え込んでいることを解決したい糸口をつかもうとすること、などなど、普段忙しさで心の奥に閉じ込めているものが色々(汗と共に)出てきては、うまく昇華されていく感じがします。

 さらに良いのは、家のなかでじっと籠って考えるより体動かしながらだと、頭でっかちな考え方に陥らず、文字通り全身を使って考えているせいか、負担が頭・精神だけでなく全身に分散されるので負担が軽減されて無理のない考え方に行き着く感じです。

ラソンフォームにたとえると、家のなかで一人考えてるのが足先だけ負担のかかる走り方、体動かしながら考えるのが、実際そうやってますが、体全体で負担を分散させた考え方になる感じとでもいいましょうか。

 勿論、マラソンそのものの振り返り(フォームがどうとか、接地がどうとか、これからのトレーニング長期計画どうするとか、面白いブログ書いてる人(皆さんのことです笑)の話を思い出してほくそえんだり勇気付けられたり。)も行うんですが、すべてにおいて喜怒哀楽が生じるたびに、心拍やペースが変動するのも面白いです。

 僕の場合は、泣きそうになるくらい感動するシーンを思い浮かべると一気にHR下がるし、嫌なことを思い出すと一気にHRがあがりますが、どちらも共通するのはその瞬間ペースが上がる。しばらくすると、そのペースの上がりが心拍ドリフト(変動)となって結局比較的急上昇する。ドリフトが多いほど後半脚が疲れて持たなくなるという自分の特性があることが、最近なんとなくわかるようになりました。
 裏を返せば、身も蓋もないんですが、感動も怒りも短期的にはブースト効果があるけどとても42.195km持つほど長続きしない(少なくとも僕の場合は)、ということです。

 だから、という訳じゃないんですが、いわゆる「ゾーンに入って」自分に集中して忘我状態で無になっている時は、びっくりするくらいHRもペースも一定になり、こういう時は長距離走ってもほとんど負担になりません。

 Eペースは肉体的には毛細血管の拡張や地脚作りなどいわれてますけど、自分としては、精神も穏やかにして少々の事では心拍ドリフトという名の精神の波風をなるべく立たせにくくして、早めにゾーンに入らせる精神面の強化・良い効果もあると思ってます。そして、これは基本根性なしで、身の程知らずで高負荷かけすぎて故障ばっかしてきた僕には、かなり大事な事なんじゃないかと思ってます。

 また、ゾーンに入る前は前で、色々日常でおきたあれこれを精神的に消化できるのも効能の一つでしょう。

 てことで、今日もゆっくりEペースで走るぞ。これが結果的にMペースまで底上げできれば言うことなし。
 仕事が忙しくありませんように。